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渡辺俊明の山頭火

「日本固有のぶどう『甲州』から世界に通ずるワインを造りたいという夢から生まれた」という評判の『アルガブランカ ピッパ』を飲みに甲府市勝沼の「レストラン風」を訪れた。
果実味と樽香のバランスのいい優雅な味であった。ピッパの食事に満足し、店内を見回して、レストランの壁の絵に惹きつけられた。
亡き渡辺俊明先生が山頭火の句に絵をつけていたものがずらりと並んでいた。
生前の先生には2回お会いし、僕の絵手紙について感想の手紙も下さった。
ルオーの「ミセレーレ」のような黒一色の力強い絵に会えてうれしかった。
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「洗えば大根いよいよ白し」

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「夕かぜのお地蔵さまのおててに木の葉」

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「すなおに咲いて白い花な」

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「枝捨てて日記の・・・」

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「春風の扇ひらけば波阿弥陀仏」

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「いちりん挿の椿いちりん」


投稿者 oshare-club : 11:59 | トラックバック

山口みちよ の 世界

山口みちよ展06.11.1 008.JPG

山口みちよさんは、鍛金作家・山口堅造さんの奥様で、やはり鍛金作家です。
今日は、みちよさん展へ行きました。作品は素材の鉄を忘れさせるかと思うと
鉄の変化をあやつり、私たちをメルヘンの世界へ誘います。
オブジェ・造形は、女性らしい傾斜やカーヴで海外からも評判です。
いっしょにいると心が和む温かさは、みちよさんの世界だと思います。

投稿者 hanaoka : 23:25

バリのアーティスト 森きくお

バリのアーティスト 森きくおさんの作品を紹介します。


スペースコロニー展示会[Ran]



Triangle Art



Flower Series



Orchid Series


Kikuo Mori / Mori Art Studio
P.O.Box 137 Ubud 80571
Gianyar Bali Indonesia
Phone & Fax: 62-361-975962
hp: 081-337 251349
< balimori@indo.net.id >

投稿者 oshare-club : 13:07 | トラックバック

「金工:布目象嵌」 鹿島和生

 象嵌鉄鉢 「響」

「布目象嵌ではまず地金に目切りをつけることから作業がはじまります。地金に目切を付けるのは、鏨を小さな金槌で打って切っていきます。どの程度の細かさの刻みを付けるかはデザインによりますが、1センチの間に数十本の刻みをつけるのが普通です。

 布目象嵌での目切では、鏨を金槌で打つのではありません。端から見ていると金槌で打っているように見えますが、上から金槌を落としているといった感覚なのです。金槌を打つときの力の入れ具合は常に同じで、金槌の重さで目切に変化をつけるのが布目象嵌のコツなのです。


■布目象嵌について
(山口弘明著「現場の知恵が会社を強くする」日本経済新聞社から抜粋)

現在、布目象嵌を作品に用いる作家は多勢おりますが、一言で布目象嵌といっても、それぞれ全部個性があり、各々が自分流の布目をしているというのが現状だと思います。

 本象嵌と違い箔を付けるために刻む布目のひと打ち、ひと打ちが作品の表面に出てくる布目象嵌は、それ故、作り手の感性が如実に現れる技法だといえます。


 布目には細か目もあれば荒目もありますが、細か目が切れれば、いつでも荒目は切れます。私はあくまで細か目が基本であると思っています。多くの作家が一通りの表現手段としてしか布目象嵌を使っていませんが、この技法にはもっと無限の可能性があると思っています。

 華葉文接合四方鉢

 布目象嵌は手間賃より金の価格が高かった時代に本象嵌より金が少量ですむ象嵌技法としてもてはやされたため、目はあくまで細かく切り、切った目が見えないで、本象嵌と見まごう位にするのが良いとされていましたが、現代ではデザイン重視で荒目には荒目の良さがあると認容されるようになりました。

 ただ細かく切れないために荒目になりデザインで逃げるのでは単に技術が未熟なだけで、デザイン的に荒目の方が良いとして意図的に荒目を切るのとは根本的に違うと思います。「布目には荒目、細目はあっても雑目はない。」というのが私のこだわりです。


 日本における布目の源流とも言うべき肥後象嵌が京都、江戸へと伝わり、鹿島の初代が創始した鉄以外の母体(四分一や赤銅)に細かく千度目を切る鹿島布目が誕生しました。

 私は、この鹿島布目を基本とし、その応用技である荒い布目や研ぎ出し鎖盛といった技法を併用し、デザインの幅を広げて行きたいと思っています。

 表現者であり、技術者でもある我々金工作家にとって多様性に富むこの布目象嵌という技法はとても魅力あるものだと思っています。


「略歴」1958年 東京生まれ

祖父鹿島一谷(1979年重要無形文化財保持者認定)に師事
1980年より日本伝統工芸展出品

伝統工芸日本金工展出品「文化庁長官賞」他受賞6回、鑑審査委員1回

1981年より伝統工芸新作展出品「日本工芸会東日本支部賞」他受賞2回、鑑審査委員2回

財団法人美術工芸振興佐藤基金第11回淡水翁賞受賞
2000年 個展(日本橋三越)

現代の「日本金工」展出品(デンマーク王立工芸博物館)
個展(日本橋三越)
日本工芸会正会員 日本工芸会金工部会幹事、金沢美術工芸大学非常勤講師

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