2008年01月11日


全国各地の農山村で脈々として受け継がれ、かつ「食べてみたい!食べさせたい!ふるさとの味」として国民的に支持されうる郷土料理を「郷土料理百選」として、農林水産省が昨年12月に発表した。食文化を通じた地域振興を図ろうとするものです。
これによると、東京では「深川丼」。
深川は、江戸時代には魚師町として開けた所。付近ではアサリやカキが沢山捕れた。魚師さん達は、捕れたてのアサリとありあわせの野菜を味噌で煮、ご飯の上に汁ごとかけたものを日常食としていた。これがぶっかけ飯とも呼ばれた深川丼の始まり。日本五大銘飯のひとつ。深川江戸資料館前の「深川めし 深川宿」という店でいただいた。味噌仕立ての懐かしさを感じさせる味。今ではアサリは三重県のものを使っているとのこと。
更に、(財)日本気象協会は、「鍋もの指数」を毎日、発表している。「鍋もの指数」とは、気温と風速から算出した体感温度と湿度などの気象データを組み合わせて算出したもの。気温が低く、空気が乾燥するほど鍋もの指数は高くなり、鍋料理に適したお天気になる。とのこと。
ちなみに、指数100は「石狩鍋」、90は「秋田きりたんぽ鍋」、80は「山梨のほうとう鍋」70は「茨城のあんこう鍋」。10は「福岡の水炊き」。11日の東京の鍋もの指数は70。
いろいろな視点で食べることを考えることはいいことだが、こういう料理を自ら作ることが食文化を守るためには大事なことだ。(kumagai)

