2007年02月16日

「雪の降る街」の情緒がなくなってしまった東京界隈では、例年より早い梅が真っ盛り。久しぶりに北鎌倉の「近為」という京都の漬物屋さんで「お茶漬け」昼食をとった。
二階への上り口に、お湯を溜め込んだ「つくばい」から手にお湯を注いでいただき、誂えの手拭を使うと、格調のある炭火の大火鉢が手を温めてくれた。懐かしいもてなしだ。
部屋には福寿草とサンシュユの木が生けられていた。この店のぬくもりが伝わり、春の華やぎが身を包んでくれた。

一の膳はいつものとおり、千枚漬寿司にみぶな、唐辛子の赤い彩りが添えられている。筍の柔漬(にこづけ)に山椒の粒2つ。名物の柚こぼし。梅酒。醤油を一滴皿に。メインディッシュは8種の漬物。蕪の形をした大きな器に菜の花の芥子漬が中心に盛られ、一幅の絵にして見せてくれた。京料理の粋を味わった。
満足感にうきうきした足取りで、鎌倉小町を散策。(kumagai)

