2006年11月03日

「江戸っ子だってねぇ、寿司食いねぇ」こんな雰囲気の寿司屋に入った。
鉢巻をキリリとしめた、おやじ。「生まれはどこだい」「長野です」「信濃の国か。いいとこだよな、歳は俺と同じくらいかな」(内心そうじゃあないよ、と思ったが)「まあそんなとこだ」。一見の客への心遣いの挨拶とみた。と言っているうちに、
ネタが10センチ以上もある寿司がどかどかと並べられた。思わず「おう」と叫んでしまった。
馴染みの友人と一緒だったせいか、注文なし。江戸前の気風のよい寿司だ。
食べ終わったところに、赤紫蘇巻(写真)がでた。この店の看板の寿司で、めったにはださないそうだ。
紫蘇の大きさ、塩加減、赤色の冴え。ここまでたどり着くには、相当な時間を重ねたことだろう。この赤紫蘇巻は同僚の想定外だったそうだ。このおやじにはまた、会いたいねぇ。(kumagai)
※ 「江戸前 寿し勝」新宿1丁目17 電話03-3356-0008

